4年に1度の

2016年08月08日

外に出てレースを走り出せば、いつもと変わらない景色が広がる。
ただ4年に1度のオリンピック。各国が最も力を入れて望んできたレースを昨日走り終えました。
レース前日は国が選手のコンディション維持、UP、ケアの為に用意したハイパフォーマンスセンター(日本の秘密基地みたいな?)にてマッサージ、そして日本食を頂き、レースの為の調整を行いました。
ちなみに、この前日まではマッサーも選手村に入れたのですが、この日は開会式。
その為セキュリティーがかなり厳しくなり、入れない為に少し移動時間が必要ですが、こちらで調整。

しっかりマッサージも受けれ、食事も日本食(特に日本の米!)でカーボローディングをして準備完了。

レース当日
朝5時半に起き、朝食、そして7時に選手村をバスでスタート。警察の先導の元スタート地点へ。
いつもと同じとようにスタートの準備。

そして9時半にスタート。

出走人数は150人に満たないくらい。
そこまでは多くないが、慣れてない選手もいる為若干危ない…

最初の周回コース(短い急坂、石畳)に入る前に幸也さんと2人で石畳でのトラブル回避する為先頭付近へ。
悪くない位置で石畳へ突入。
と同時に前の選手がクラッシュ。普通の道路なら滑ってくるが、石畳は摩擦が凄まじいのか転がらない…
あれは痛そうだが、無事に回避。
そして2回目の石畳、この時前の選手がブレーキをかけたおかげで足を止めてしまい、チェーンが脱落。
そこから元に戻せなくなったのでストップ。

ちなみにチームカーの順番は28番。
遥か後方。
メカが素早く交換してくれたが、集団は遥か彼方….
こうなっても焦ると良い方向には行かないので、とにかく落ち着かせてよく考えて。
そうしてるうちに、無事復帰。

しばらく休みうちにこの周回を完了。
そこでチームカーへ補給の要請。

ところが、呼んでも全然来ない。
30台はいて、他の国も呼んでる為後ろはえらいことになってる。
前は自転車レース。後ろは車のレース状態。

10分ぐらいした後、無事に受け取り。
幸也さんにもボトルを渡し、メイングループで様子見。
2つ目の周回コースに入る前、最後の補給(周回コース入口に補給所はあるが、その前に取った方が色々メリットがある)!
しかし、順番が間に合わず諦めて周回コースへ向けての位置取り。
ここが1番大事な仕事!
自分の体力はどれだけ使おうが、幸也さんの体力の消耗を抑える&良い位置で周回コースへ突入させる為にメイングループの前へ。
無事に前へ送り届けて、集団から少し離れてしまったが、事前に行った高地トレーニングの効果がかなり良く、行けるとこまで行こう!と思っていたところでオランダの選手と絡んでしまい、クラッシュ。
頭を打ってしまい、少しフラッとしたおかげでかなり遅れをとってしまい、タイムアウトになり、一緒にいた選手たちをゴール地点へ。

幸也さんは最後の周まで粘ってくれ、27位でゴール。

初めてのオリンピック、いつもと違う選手村での生活はやはり体験してみないと感じれない大変さがありましたが、
この日の為に7月中旬から一緒に合宿で生活してきた監督、メカ、マッサージャーのおかげで最高なコンディションでレースを走る事が出来ました。

この経験を4年後の自国での開催に生かす為に、これからの選手生活、ヨーロッパでどんどん苦しんでいかなければならないと改めて感じました。

今回、たくさんの応援をして頂き本当にありがとうございました!

そしてこれからも是非応援宜しくお願いします。